【2018年版】国別の仮想通貨取引量を時価総額TOP5通貨でまとめ!

こんにちは、勇者コイン(@Brave_coin)です!

時価総額の高い仮想通貨、BTC、ETH、XRP、BCH、LTCそれぞれがどの国で取扱い量が多いのかまとめました。

  • BTC・・・ビットコイン
  • ETH・・・イーサリアム
  • XRP・・・リップル
  • BCH・・・ビットコインキャッシュ
  • LTC・・・ライトコイン

厳密にいうとBTC ⇔ JPY や BTC ⇔ USD のように仮想通貨と各国通貨と交換した取引の割合で調べてます。

勇者コイン
国ごとに、どの通貨が人気があるのか分かるし、どの通貨が日本人に人気なのかもよく分かるよ。
2019年人気急上昇の取引所

2019年4月現在、海外の取引所Bybitの人気が高まってます。

アルトのレバ100倍までOKで、デザイン性◎、リスク管理◎、Bitmexが進化したような取引所。

こちらの記事でBybit(バイビット)取引所の特徴・評判・登録方法から入出金方法まで解説してますのでご参考まで。

Bybit(バイビット)取引所の特徴・評判・登録方法・使い方【完全版】

2019年4月15日

仮想通貨 時価総額ランキングTOP5の全体の取引量(1日あたり)

まずはそれぞれの仮想通貨の全体の取引量をみてみましょう。

4月10日に金融庁から時価総額のTOP5の銘柄に関する取引量の推移が発表されました。

引用:「仮想通貨取引についての現状報告」一般社団法人日本仮想通貨交換業協会 作成

どの通貨もすごい勢いで取引量が増えましたね。(ビットコインは4年間で167倍に)

表を大きくすると2018年3月末現在の総取引量は、

BTC 4837億4千万円
ETH 1406億5千万円
XRP 311億5千万円
BCH 326億1千万円
LTC 313億8千万円

1日でこれだけの取引が行われてるんですよね。

最もBTCの取引が多かった1月5日に関しては、2兆6902億円。とんでもない数字が1日で動いてました。

 

国別の仮想通貨取引量(1日あたり)

ではこれだけの取引量がある仮想通貨。

国別で割合を出すとどうなるのか?

以下のようになりました。※2018年4月10日の取引割合です

参照データ:https://www.cryptocompare.com/

ビットコイン(BTC)

JPY 60.53%
USD 19.16%
USDT 12.43%
EUR 2.82%
KRW 2.68%
その他 2.38%
アルファベットの意味

  • JPY・・・日本円
  • USD・・・米ドル
  • USDT・・・ドルと同じ価値を持つ仮想通貨「Tether」のこと
  • EUR・・・ユーロ
  • KRW・・・韓国ウォン

圧倒的にビットコインの取引が多かったのは日本です。

ビットコインの取引の内60%以上を日本人が占めてる状況です。

しかも、ほとんどの人はビットフライヤーFXで取引をしてます。

 

ビットコイン – 日本円の取引が多い取引所

bitflyerFXで取引してる人の割合は、なんと88.5%!

大半の人は現物取引は行ってないというわけですね。

bitflyerFXで取引してる事からも、今はほとんどの日本人は投機目的で仮想通貨を行ってるのが分かります。

 

イーサリアム(ETH)

BTC 32.66%
USD 30.34%
USDT 23.86%
KRW 6.91%
EUR 4.47%
JPY 0.29%
その他 1.47

イーサリアムは、徐々にUSDやKRWなど国の法定通貨と直接交換できるようになってきましたが、やはりビットコイン経由でイーサリアムにしてるケースが最も多かったです。

とはいえ米ドルのUSDが30.34%なのでイーサリアムはアメリカに人気です。

※他の国でもドルで取引してるところもあるので30.34%全員がアメリカというわけではない

ビットコインと比べると圧倒的に日本人はイーサリアムの取引をしてないですね。

 

リップル(XRP)

KRW 35.88%
BTC 25.72%
USDT 16.45%
USD 14.26%
EUR 4.13%
JPY 0.65%
その他 2.91%

続いてリップル(XRP)。

日本人に人気と言われてますが、現状ほとんどの人が取引を行ってないのが分かります。

イーサリアムよりも若干、割合が大きいかなぁ~という程度。

そして最もリップルの取引をしてたのが韓国でした。

韓国の取引所Bithumb(ビッサム)が9割、coinone(コインワン)が1割の割合で取引されてます。

日本のリップラーはリップルが好きでガチホが多くてあまり取引せず、韓国では投機的にリップルの取引を行ってるのかもしれません。

 

ライトコイン(LTC)

USD 35.91%
USDT 28.26%
BTC 27.77%
EUR 2.99%
KRW 1.51%
その他 0.65

ライトコインの割合にJPYはありませんでした。

データでみるとライトコインはあまり日本人に人気がないようです。

ライトコインはビットコインを抑えて最もドルでの取引が多かったです。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)

BTC 52.04%
USDT 25.77%
USD 11.62%
KRW 3.45%
BNB 2.31%
ETH 1.51%
JPY 0.65%
その他 2.65%
  • BNB・・・Binance取引所が発行してる仮想通貨

 

ビットコインキャッシュはBTCとの取引が半分以上を占めてました。

そして日本は0.65%ということで、他のアルトコイン同様割合は少ないですね。

 

USDTにしてる人が多かった!

一度、Tether(テザー)は発行額に相当する米ドルを発行元が保有していないのではないか?

と疑惑がありましたが、あまり気にせずUSDTに変えてる人が多いことも今回のデータから分かりました。

 

【全世界】仮想通貨取引所1日の取引量ランキング

ここまで国ごとの仮想通貨の取引量をみてきました。

今度は取引所単位で取引の多いところを見ていきたいと思います。

 

日本ではほとんどの人がビットフライヤーFXで取引をしてましたが、

海外も含めるとどの取引所が取引量が多いのでしょうか。

※2018年6月7日時点のデータです

 

【1日の取引が多い取引所ランキング】

No1 Bitmex  250,411,868,857円
No2 Binance 173,184,392,762円
No3 OKEx 171,650,312,562円
No4 Huobi 110,161,220,847円
No5 Bitfinex 47,574,316,826円

 

No1 Bitmex

 

24時間以内の出来高(取引量) 250,411,868,857円
取扱い通貨数 7種類
日本語対応

 

24時間の出来高が最も多かったのがBitmexでした。

Bitmexは仮想通貨のFXで最も人気のある取引所です。

ということで、今は世界的にみても現物でなくFXの取引が活発ということですね。

下げの相場でもFXであれば儲けることができるので、たくさんの人がBitmexでトレードをしてるが分かります。

しかも日本語対応してるので、非常に分かりやすい。

 

No2 Binance

 

24時間以内の出来高(取引量) 173,184,392,762円
取扱い通貨数 143種類
日本語対応 ×

 

次に取引のボリュームが多かったのがBINANCE。

BINANCEはFXではなく現物での取引を行うところです。

 

FXをしないで通常の取引を行う場合は、このバイナンス取引所が実質No1ということに。

ビットコインの取引が最も多かったのもバイナンスでした。

コインチェックのような事件は取引所で起こっておらず、非常に安定感のある取引所なので活発に取引されてるのでしょう。

私自身もよく活用してる取引所です。

 

No3 OKEx

 

24時間以内の出来高 171,650,312,562円
取扱い通貨数 181種類
日本語対応 ×

 

第3位はOKEX。

BINANCEよりも扱ってる通貨が多く、しかも時価総額が下位のマイナー通貨も取引できます。

そのため、BINANCEにないけど気になる銘柄はOKEXに流れてる可能性も。

時価総額1,000位代とかかなり後ろの通貨もあります。

こういう通貨はコケる可能性もありますが、その分伸びしろがある通貨とも言えます。

 

No4 Huobi

 

24時間以内の出来高 110,161,220,847円
取扱い通貨数 113種類
日本語対応

 

第4位がHuobi(フォビ)。

実は2~4位のBINANCE、OKEX、Huobiは全て中国の取引所です。

今、取引所のシェアのほとんどは中国というのが分かります。

 

Houbiの特徴は日本語対応してる点です。

同じ中国取引所のBINANCE、OKEXは日本語対応してません。

Huobiに関しては日本語で全て読めるので英語が分からなくても、取引しやすいのが良い所。

取扱い通貨も100種類以上ありますよ。

 

No5 Bitfinex

 

24時間以内の出来高 47,574,316,826円
取扱い通貨数 66種類
日本語対応 ×

 

第5位はBITFINEX。

出来高・通貨の取扱い数共に4位からガクッと落ちますが、昔からある取引所なので人気があります。(日本語対応はしてません。)

しかし2018年6月5日にサイバー攻撃でサービスが一時止まりました。

1位~4位の取引所と比べると不安定な取引所ですね…。

 

まとめ

それぞれの仮想通貨で割合が多いもの

  • ビットコイン(BTC)・・・ 日本
  • イーサリアム(ETH)・・・ BTC、ドル
  • リップル(XRP)・・・ 韓国
  • ライトコイン(LTC)・・・ ドル
  • ビットコインキャッシュ(BCH)・・・ BTC
仮想通貨の取引量が多かった取引所

  • 1位・・・ Bitmex
  • 2位・・・ Binance
  • 3位・・・ OKEx
  • 4位・・・ Huobi
  • 5位・・・ Bitfinex

ビットコイン以外のアルトコインの取引は日本ではほとんど行われてないことが分かりました。

そしてビットコインも現物ではなく信用・先物取引の割合がほとんどです。

海外でも同様に、最も取引が多かったのがFXの仮想通貨取引所Bitmexだったことからも明らか。

 

コインチェック事件の大暴落から、現在の相場の状況をみて様子をみてるのかもしれません。(現物への投資に)

ということは反対に、日本が盛り上がって日本のアルトコインやビットコインの現物の買いが進めば、今の相場を脱却できる可能性も。

日本の取引所への入金額と出金額を見てもまだ取引せずそのままの人が多数。

これから日本の買いが増えれば、仮想通貨市場の活気も戻ってくるかもしれません。

 

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