こんにちは!@勇者コインです。
防御力、高めてますか?
「リップル(XRP)をウォレットに移したいけど、どれがいいのか分からない」
「大切な資産を守るためにも、より安全なウォレットに移したい」
今回はその疑問にお答えするために、世に出てるリップルのウォレットの中で、安全性が高い順にまとめました。
これからリップルのウォレット作る際に参考にされてください。
【前提】ウォレットに移行する前に抑えときたい心構え
と、その前に。
早くおすすめのウォレットを知りたいと思いますが、
ちょっと待ってください!
大事なことなので先にウォレットに移行する前の心構えをお伝えできればと思います。
その心構えですが一つのウォレットにXRPを入れておくのは得策ではない、ということ。
もちろん仮想通貨の取引所はハッカーにとっては恰好の的であり、取引所に保管してるよりも個人の残高が少ないウォレット(取引所に比べれば)はそこまで狙われないかもしれません。
またコールドウォレットであればオフラインなのでハッキングリスクも防げます。
ただ紛失リスク、シークレットキーを忘れるリスクなどコールドウォレットがいくら安全でもリスクがあるわけなので、
これだとまだリスクが付きまといます。
なのでこれから安全性の高いウォレットを順番に紹介していきますが、分散してウォレットを作ることをお勧めします。
ちなみに私はこれから紹介していくハードウェアウォレットにもペーパーウォレットにもデスクトップウォレットにも分けて保管してます。
アプリのウェブウォレットも少額ですが入れてます。ハードウォレットもひとつじゃなくて複数持って保管してます。
リップル(XRP)の安全性・防御力の高いウォレットランキング
ではXRPを保管するのにおすすめのウォレットを解説していきます。
No1.ハードウェアウォレット「レジャーナノS」
安全性 | [star rating=”5″] |
使いやすさ | [star rating=”4.5″] |
手軽さ | [star rating=”3.5″] |
コスト | [star rating=”3.5″] |
まず最もおすすめのウォレットがハードウェアウォレットのLedger Nano S(レジャーナノS)です。
ハードウェアウォレットというのはデバイスをUSB端末を使ってPCと接続しウォレットを開くタイプ。
ハードウェアというのはソフトウェアと相対する用語で、形ある有形の機器のこと。
画像のような形をしてます。ハードウェアウォレットはサイズも手のひらサイズでコンパクト。
ちなみにデバイスというのはコンピュータに接続して使うハードウェアのことですね。
なんでハードウェアウォレットのLedger Nano Sは安全なの?
なぜこのハードウェアウォレットが安全かというと・・・
ウォレットを使うのに最も大事な「秘密鍵」がこのハードウェアの中に含まれてるからです。
秘密鍵があればどんな人でもウォレットを開けてしまう暗証番号のようなもので、
これが盗まれたら、ウォレットに入れてた資産がすべて盗まれてしまいます。
しかし!
ハードウェアウォレット自体が秘密鍵の役割をしてるので、購入したLedger Nano Sが盗られない限り、ネットを介して秘密鍵を盗むことはできません。
仮に盗まれたとしてもLedger Nano SをPCと接続したあとにPINコードを入力しなければいけません。
PINコードは3回間違えるとLedger Nano Sが使えなくなります。(リセットされる)
「でも盗まれたり無くしたりしたら、自分でウォレット開けないんじゃないの・・・」
と心配すると思いますが、リカバリーフレーズさえ持っていれば新しくLedger Nano Sを買って復元することができます。
※画像は空欄ですが24個のリカバリーフレーズを書いて保管する
つまりレジャーナノSが盗まれたり、紛失したとしてもリカバリーフレーズさえあれば復活することができます。
絶対にリカバリーフレーズは誰にも教えないこと、無くさないこと。
- ネットを経由したハッキングを防ぐ
- 盗まれたとしてもPINコードを3回間違えたら使えなくなる
- ハードウェアが無くなってもリカバリーフレーズを使って復活できる
現時点でリップル(XRP)を置いておくには防御力MAXのウォレットです。
デメリットとしては他のウォレットと違ってお金がかかること、申込が殺到してると到着に時間がかかるというデメリットがあります。
ただ、お金をかけてでも持っておいた方がいいです。
買ってから手元に届くまで時間がかかりますので、それまでの間は他のウォレットを活用されてください。
買うときはAmazonやメルカリ、ヤフオクでは購入しないように。
出品者の素性が分からないと、もしかしたらデバイスに細工をしてるかもしれません。
出品者がリカバリーフレーズを既に所持してて、別でLedger Nano Sを買ってリカバリーフレーズでアクセスすることも可能性は0ではありません。
その場合、あなたがウォレットに入れていたら全て盗まれてしまいます。
その為、身元がよく分からない販売元、中古で販売してるオークションなどからは買わないことをおすすめします。
購入するなら、公式サイトか以下のledger社と小売店契約してる正規販売店から買った方が無難です。
※レジャーナノSを買って届いてからにはなりますが、以下で設定方法を詳しく書いてます。
No2.リップルペーパーウォレット
安全性 | [star rating=”4.5″] |
使いやすさ | [star rating=”2.5″] |
手軽さ | [star rating=”4.5″] |
コスト | [star rating=”0″] |
次に安全なのがペーパーウォレットです。
ハードウェアウォレットと同様、ネットを介さずにオフライン上で秘密鍵(シークレットキー)を管理できます。
紙として保管するのでネットからのハッキングリスクがありません。
そしてお金をかけずに簡単にウォレットが作れるのもポイント。
どこでペーパーウォレットを入手できるのか?作り方は?
こちらで画像付きで解説してます。
デメリットは紙なので紛失しやすいという点。
紙に印刷せず、PDF化したものを外付けのハードディスクに保存して保管することもできますが、どちらにせよ紛失や盗難リスクがあります。
そしてハードウェアウォレットと比べるとセキュリティが低い点があります。
それが紙に秘密鍵(シークレットキー)が書かれてるので、ペーパーウォレットの紙が見られたらXRPは簡単に盗まれてしまいます。
オフライン管理ということで安全性はありますが、盗まれないよう、そして紛失しないように管理することが大切です。
ペーパーウォレットは送金はできません。ペーパーウォレットに書いてあるシークレットキーを他のウォレットに移行させることで送金することができます。
その為、使い勝手は良くないので長期保管用のXRPを入れておくと良いでしょう。
No3.デスクトップウォレット
安全性 | [star rating=”3.5″] |
使いやすさ | [star rating=”4″] |
手軽さ | [star rating=”4.5″] |
コスト | [star rating=”0″] |
次に安全なのがデスクトップウォレット。
デスクトップクライアントウォレットとも言います。
送金もできるのでペーパーウォレットよりもXRPの流動性が高いです。
パソコンにインストールして使うタイプで、取引するときだけネットに接続して使う分、常にネットに接続してるウェブウォレットよりかはセキュリティは高いです。
ただデスクトップウォレットの場合パソコン紛失したり盗難にあったときのリスク。
そしてパソコンがウイルス感染するリスクがあります。
その為、ウイルスバスターやノートンなどセキュリティソフトは必ず入れておくこと。
そしてシークレットキーは必ず別の外部HDDやUSBに控えてPCとは離して保管されることをおすすめします。
デスクトップウォレットは無料で簡単に作ることができます。
No4.モバイルウォレット(アプリ)「toast wallet」
安全性 | [star rating=”3″] |
使いやすさ | [star rating=”5″] |
手軽さ | [star rating=”5″] |
コスト | [star rating=”0″] |
モバイルウォレットのtoast wallet。安全性はデスクトップウォレットに次いで4位です。
スマホで簡単に取引できるので、使いやすいしお手軽です。
デスクトップウォレットと同じでアプリを開くときはネット環境に繋がってる必要があるので、ネットが繋がってるとき。
取引時にハッキングのリスクがあったり、スマホを盗難・紛失してしまうリスクもあります。
デスクトップウォレットとリスクの範囲は同じなのですが、
スマホを使う機会が多い現代人にとっては紛失・盗難リスクがPCよりも高いと考えます。
その為、ウォレットの安全性を4位としました。
また無料Wi-Fiに簡単に繋げて取引ができてしまうので、もし偽のWi-Fiにアクセスしていたらデータを抜き取られる危険性も。
サイバー犯罪者は「Free Wi-Fi」というよくあるWi-Fi名のネットワークを作ってます。
日頃の習慣でパソコンよりもスマホの方が気軽にWi-Fiに入ってると思いますので接続する際は気をつけてください。
- なるべくよく分からないWi-Fiには入らないこと。
- その際にモバイルウォレットを開かないこと。
そして最低でもスマホのセキュリティを高めるために、通信を暗号化するVPN設定は行いましょう。
無料Wi-Fiを安全に使うための「VPNアプリ」って何? 「https」の心得も再確認
モバイルウォレットのtoast walletの作成方法は以下に記述してます。
安全性順に紹介したリップルウォレットまとめ
安全性が高い順にまとめると、
1位 ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」
2位 ペーパーウォレット
3位 デスクトップウォレット
4位 モバイルウォレット「toast wallet」
です。
コールドウォレットであるハードウェアウォレット、ペーパーウォレットはオフライン化でシークレットキーを管理できるので、ハッキングの被害を抑えられます。
ホットウォレット(ネットに接続して取引を行うウォレット)のデスクトップウォレットとモバイルウォレットはコールドウォレットよりかは安全性が落ちますが手軽に使えるというメリットがあります。
ただ・・・いくら安全性が高いからといって、全てのリップルを同じウォレットには入れないこと。
資産の分配としてはレジャーナノSに多めに入れて、ペーパーウォレット、デスクトップウォレット、モバイルウォレットにも分散して入れられることをおすすめします。
万が一ひとつのウォレットが使えなくなった場合、今まで積み上げたリップルは全て返ってきません。
参考までにリップル(XRP)を保管する際には中長期でホールドする分はハードウォレットのレジャーナノSに
さらに長期でホールドするなら流動性はないけど安全なペーパーウォレットに。
短中期的に取引も行うのであればデスクトップウォレットやモバイルウォレットを活用されると良いかと思います。
- 長期ホールド ⇒ ペーパーウォレット
- 中長期ホールド・取引少なめ ⇒ ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」
- 短中期・取引多め ⇒ デスクトップウォレット、モバイルウォレット
たくさんウォレットが増えて管理をするのが大変かと思いますが、失ってからでは遅いですし、
自己管理能力を高めるチャンスとも捉えられます。
いつもお世話になります
お忙しいとこと申し訳ございません
質問させてください
もし現在使っている取引所が倒産してしまった場合
リップルをペーパーウォレットやハードウェアウォレット「レジャーナノS」に入れていたら
別の取引所に持って行くこと(入金)は可能なのでしょうか?
たとえば 「バイナンス」にあるリップルを→ハードウォレットに入れて→「バイナンス」を介さずに「ビットフライヤー」に入金
宜しくお願いいたします
ヤマダさん、お世話になってます。ペーパーウォレットとハードウェアウォレットだとちょっとケースが違いまして、ハードウェアウォレットは送金できるのでビットフライヤーにも送金できますし、他の取引所にも送金できます。つまり事例に挙げてくれた(「バイナンス」にあるリップルを→ハードウォレットに入れて→「バイナンス」を介さずに「ビットフライヤー」に入金)こちらもできます。ペーパーウォレットはシークレットキーをインポートできるところでしか出金はできません。よろしくお願いします。
お返事いただき有難うございました。
シークレットキーをインポートとは、どういうことなんでしょうか。
???今こんな状態です。
お手数をおかけします。
宜しくお願いいたします。
こちらの記事(https://brave-coin.com/xrp-desktopwallet/)の文中に既存のシークレットキーからアカウントを作る方法を記載してますのでご覧ください。移行するということです。